今回ご紹介させていただく工事は、市内中学校様からご依頼いただきました、
音楽準備室の扉工事です。
現状は引き違い扉で間口が狭い為、大型の楽器を出し入れする際は生徒様が扉を外して戻して…
という状況で扉が倒れて怪我でもしたら…という担当の先生からのご相談でした。
扉の開口を広げるには、両開き扉への改修工事を多く行ってきました。
↓↓↓県立高校様での施工例です↓↓↓
しかし今回は予算のご都合もあり、扉の新規製作は難しいため、
①予算を抑えて
②開口を可能な限り大きく
③生徒様・先生方が安全に使える
という3点を考慮し、工法を検討させていただきました。
↑こちらが対象の引き違い扉です。
現状の間口は扉1枚弱で90cm程です。
工法を検討した結果、既存扉を加工し、上吊り式の1枚引戸に改良するご提案となりました!
早速、扉を取り外し工事開始です!
工場にて加工してきた下地材を既存扉に組み込みます。
ステンレス下地にタップ加工でしっかりと固定します。
厚み・高さもぴったり納まりました!
同時進行にて、自社工場にて製作してきた枠材を固定していきます。
上吊り枠・レールの設置が完了です。
床には振れ止めのガイドレールを現場製作にて設置します。
扉をレールにセットし、建付け調整・連結作業を行います。
引戸化に伴い、鍵もMIWA製の引戸鎌錠に変更します。
仕上げに扉・枠の塗装を行い
完成です!! 今回は作業時間7時間程度です!
間口も176cmに拡大されました!
上吊り化したことで、2枚連結した扉も軽々開け閉めできます。
これで音楽機材・楽器の搬出入も安全に行えますね♪
学校扉工事は弊社の得意分野の一つです。
引違扉の上吊り加工や新規引戸製作・開き戸製作
今回のように既存扉を加工することもご提案させていただきます。
開閉が重い。動きが悪い。使い勝手が悪い。などなど