今回ご紹介する工事は横浜市南区の中学校です。
建物3階屋上の通路出入り口扉の雨除けの為の庇が劣化し、ポリカーボネート板の屋根が割れてしまったりずれて隙間が出来ている為に雨が吹き込んでしまう状態でした。
念入りに調べたところ、
ポリカ板を入れ替える為には鉄枠を部分的に切り取らなければならないが、腐食が進んでおり、一度切除してしまうと再度の取付が出来なくなる為に大部分を改修する事となり予算オーバーとなってしまう事が分かりました。
そこでお客様と相談し、鉄枠を切除せず新しいポリカ板を鉄骨の上に乗せ、アルミ板で抑え込む工法を取らせていただきました。
まずは作業の為の足場を設置していきます。
今回の足場は屋上から作業箇所に出入りできるので、昇降階段を置かずに作業する部分のみに足場板を設置する事で足場金額を低減する事が出来ました。
既存ポリカ板とシーリングを撤去し、清掃してから新規ポリカ板を設置していきます。
ポリカ板を設置した後にアルミ板とビスでポリカ板を固定し、シーリングを打っていきます。
最後にポリカ板の入隅・出隅にシーリングを打って完了です!
梅雨時期前に施工が完了し、お客様にも大変喜んでいただけました。
今回は既存庇を修繕する工事でしたが、既存庇を撤去して新規庇を付けたり、建物と使用状況に合わせた庇を設計設置も行っておりますので、お気軽にご相談ください。