今年の夏も暑い日が続きます。
そんな中、横浜市西区にありますビルオーナー様から相談を受けました。
日中太陽に熱せられた建物の蓄熱で、毎年真夏の夜は暑くて眠れない。
何とか出来ないものかと相談でした。
時期的に屋上の防水のメンテナンス時期が来ておりました。
防水工事と併せて仕上げの塗装を遮熱仕様のトップコートを使用する工事を提案し施工致しました。
※遮熱トップコートとは太陽の熱を吸収せず遮断する効果があります。
屋上の工事前写真で、
雨染みがと汚れが目立ちます。
まずは、高圧水洗浄作業をし、下地をきれいにします。
その後、目地補修を行います。
シンダーコンリートの伸縮目地を撤去します。
これを残すと、後々膨れ、亀裂の原因になります。
撤去したエラスタイト目地の代わりに、シーリング材を充填いたします。
全面に、通気緩衝用のシートを敷きます。
その上に、新たに脱気筒を設置します。
防水工事にかかせない改修用ドレンを取り付けます。
ウレタン防水層を2層塗り重ね、
仕上げに遮熱仕様のトップコートを塗り完了です。
晴れた日に屋上にあがると、遮熱のトップコートにより照り返しの光で地面が眩しく直視できないぐらいでした。
後日談ですが、ビルオーナー様に話を伺ったところ、毎年6月下旬にはエアコンの出番だったが、
工事が終わり、8月過ぎても暑さで夜の寝苦しくさが無くなったとお話が聞けました。
防水工事と併せて暑さも軽減出来て大変良かったとのことです。
雨漏れ、防水工事お気軽にご相談ください!
まだまだ暑い日が続きますが、皆様体調に気を付けて下さい。