工事について
今回ご紹介する工事は横浜市某所での「駐車場アスファルトの敷き替え工事」です。
施工範囲は350㎡で既存のアスファルトはかなり劣化していました。
アスファルトが劣化するとボロボロと剥離し穴が空いてしまったり、
地盤沈下によって意図しない斜面が出来てしまったりします。
水勾配が上手く取れなくなり、大きな水たまりが出来たり陥没部で車のタイヤがパンクしたりと
事故が起こる前に早めの修繕をお勧めします。
施工前
停止線や車室区画線がほぼ消えてしまっています。
写真では分かり辛いですが、アスファルト盤面が車が通行したり転回する際のタイヤにより
剥がれてしまい溝のようになってしまっています。
施工紹介
まずは既存アスファルトを剥していきます。
ショベルカーと人力で手際よく剥してダンプに積んでいきます。
アスファルトを撤去した後は地盤の低い位置に砕石を足して高さを調整し、
ローラー車で転圧していきます。
転圧が終わったらアスファルト乳剤(タックコート)を散布して
基礎層と新規アスファルト層の接着を高めます。
やっとアスファルトの舗装になります。
皆さんも道路工事で見かけたことがあると思いますが、
アスファルトフィニッシャーの出動です。
前の顎でアスファルトを受けて後ろの左右に延び縮みするアームを動かしながら
一気にアスファルトを敷いていきます。
ロードローラーで何度も転圧し、アスファルトが冷えて(敷設時は140から160℃)きたら、
区画線を引いていきます。
180から200℃に熱してドロドロ状態の溶融型区画線塗料を熟年の職人技で
スルスルと描いていきます。
区画線が仕上がり、施工完了です!
今回の工事はお客様のご希望もあり、1日で完了しました。
施設の駐車場だったので翌日から使えると大変喜んでいただけました。
また、新規に区画線を引き直したことで駐車スペース向上と安全性が上がりました。
終わりに
「営業しながら工事をしたい」「休館日を利用して修繕したい」等
お客様のご要望に沿ったご提案をさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。
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