今回ご紹介する工事は「横浜外国人墓地 門扉塗装と鉄柵修繕工事」です。
外国人墓地の正面出入口門と通用門2箇所の塗膜が劣化し、錆が目立つ為に塗替えを行います。
また門脇の外周鉄柵が経年劣化により柵縦柱と基礎石との接続箇所で折れてしまっていて柵全体が宙ぶらりんの状態です。
控えの柱でかろうじて支えていますが、下手に体重を掛けると墓地に転がり落ちてしまう為、弊社にて鉄柵の補修工事を行いました。


正門と通用門、どちらもかなりの年代物です。


鉄柵は植栽に覆われてしまい、根本が腐りやすくなってしまっていました。

埋設されている鉄丸棒のほとんどが腐食により取れてしまっています。

今回は鉄柵も基礎石もそのまま使用する為、下記のように基礎石に鉄製ベースプレートをアンカーボルトで固定し、
ベースプレートの上で鉄柵の縦柱を溶接取付する事で固定するご提案をさせて頂きました。

それでは工事を初めていきます。

細かい装飾が多く、また、装飾部は鋳物の為にケレン作業も慎重に行います。

擁壁上の外灯も綺麗にします。


しっかりと塗膜剥がれと錆を落としてから錆止め塗装を行った後に仕上げ塗装を行います。
引き続き鉄柵の修繕です。

現地で型取りを行ってベースプレートの曲げ板を製作したので基礎石を無駄に削ることなく取付できました。

縦柱が無くなってしまっている又は長さが足りない箇所は鉄の丸棒を新規に追加して取り付けていきます。



プレート取付と溶接作業が終わりました。

取付が完了し、最後に錆止めと仕上げ塗装を行います。

【工事完了】
先ずは門扉から





そして鉄柵です。




施工に際し、植栽の伐採も行ったので印象がスッキリとしました。
しっかりと基礎石に固定できたので寄りかかっても鉄柵が揺れなくなりました。
今回は部分的な修繕でしたが、鉄柵全面の改修も行えますのでお気軽にお問い合わせください。
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