今回ご紹介するのは、横浜市内某高等学校にて「講義室の椅子付机を直す」工事です。
木下地にコーチボルトで机を固定していたのですが、長年力が掛かってきたせいか抜けてしまいました。
椅子が組み込まれている机なので大けがに繋がるところでした。
コーチボルトが抜けてしまった事と合わせて壊れてしまっている椅子やその他の机の補強を行う事になりました。
早速工事の為に下準備を進めていたのですが、ここで一つ問題が。
上記写真、椅子と机から椅子を支えるアームとを繋げる部品なのですが、
下見時には有った部品が、工事前の打ち合わせの時に無い!
なんと処分してしまったそうで、当初は既存部品を補強して工事を行う予定でしたが急遽部品を作る事に。
川崎製作所さんに協力してもらい、急遽部品製作!したのが下の写真。
完璧です。
既存の机はボルト固定ですが、パーツを作っている事もあり溶接で取り付けます。
溶接がすんだら塗装です。
既存の椅子と比べても遜色ない仕上がりになりました。
山場を越えたら後半戦。
机固定は、既存のコーチボルトを8mmから9mmに孔を広げて固定。
椅子とアームを繋ぐあらゆるビス、ボルトを増し締めし、緩み止め材を塗布しました。
施工前と比べ、机・椅子がしっかりと固定され、グラグラと揺れることが無くなりました。
今回のような
「直したいけれど部品が無い・・・」
「もっと使いやすくしたい!」
等、今まで諦めてしまっている事、是非ご相談ください。