リフォーム工事その②の「浴室・トイレ・洗面所」をご紹介いたします。
まずは施工前写真から。
お客様のご要望は「今よりも大きな浴槽を!」でしたので設置できるギリギリの寸法でのユニットバス施工です。
出入り口の扉は枠ごと解体し、脱衣所の新しい床の高さに合わせる為に何度も計算をし、打ち合わせを行いました。
トイレです。今回トイレは「入り口段差の解消」「タンクレスシャワートイレへ交換」「手摺の設置」です。
トイレ改修での問題点は新便座は昔よりも大きくなっている為(タンクレス商品という事もあって)便座の位置が
前に(出入り口側)に出てきてしまい扉を開けている途中で便座にあたってしまう事が分かりました。
洗面所の床が湿気により下地が傷んできている為、貼替を行います。
また、タイルで区切られた洗濯機置き場をフラットにし、今主流の直接接続型の排水ドレンに変更します。
【浴室工事中】
まずは浴室から。
風呂釜や蛇口等を取り外した後は、壁と床のハツリ解体です。
粉塵が出る為、密室状態に養生して機械で換気しています。
非常に暑いですが、目標レベルまで交代しながらの作業です。
せっかく沢山掘った床ですが今度はコンクリートで埋め戻します。
この後、防水層を作った後に配管をしてついにユニットバスを設置します。
無事にユニットバスが入りました。打ち合わせ通りに収まり一安心です。
引き続き出入り口の枠部を作ります。
脱衣所の床の高さに合わせる為、トイレの床が既存よりも上に上がります。
ですので当然排水管の位置も上がるので排水管周りの床を撤去し、排水管を縦に伸ばします。
床を仕上げていきます。
この後、床のCFシートを貼り込み機器を設置します。
【洗面所工事中】
浴室、トイレの工事がほぼ完了してから洗面所の床貼替です。
表面を撤去し、傷んでいる箇所は補強及び下地組み換えを行います。
洗濯機置き場の床をハツリ撤去し、トイレと同じく排水管を縦に伸ばした後にコンクリートを打ちました。
新規木下地を組む事で洗面所と床がフラットになります。
【工事完了後】
新規ユニットバスは十分足が延ばせる程、広くなりました。
トイレはタンクレスになり、見た目にも清潔感が増しました。
扉は内開きから外開きに扉を改造しています。これにより室内での立ち回りが非常に楽になりました。
洗面所からトイレ、浴室、洗濯機への動線に段差が無くなり、スッキリとした印象に変わりました。
床のCFシートと巾木も壁のアイボリー色や扉の塗り直したペパーミントグリーン色とマッチしています。
以上、2回に分けてリフォーム工事をご紹介させていただきました。
マンションは間取りの制限や施工に伴う騒音、仕様制限等色々な問題が有りますが
極力お客様のご希望に沿うようご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。