工事について
今回ご紹介いたします工事は、JR東神奈川駅近くの不動産業者様からのご依頼によります。
自社ビルの大規模修繕工事を行わせて頂きました。
建物は築31年の7階建てのRC造外壁タイル仕上げの3階までは事務所仕様、4~7階は住居仕様の建物です。
外観写真です。
築31年経過しているように見えない綺麗なマンションでした。
日頃のメンテナンスが行き届いており綺麗に清掃されているのだと思いました。
施工内容
主に行った工事以下のようになっています。
外部仮設足場工事
タイル張替工事
防水工事
塗装工事
今回はこの中で外部仮設足場工事とタイル工事をメインに紹介いたします。
施工前
工事前の状況を写真付きで説明致します。
施工紹介
まずは外部に作業用の足場を掛けます。
重たい材料を人力で運び組んでいきます。
人力で声を掛けながら足場を組んでいきます。
外部足場工事完了です。
工事が終わると足場は解体され形として残らないものです。
ただ、何よりも工事を進めて行く中で安全に作業を進めて頂くためにとても重要な足場です。
次にタイル工事を行います。
タイル工事をなぜ行うのかと言いますと、タイルの経年劣化により最終的にタイルが剥がれて高いところから落下してしまいます。
それを防ぐためにタイル工事を行います。
割れているタイルを張り替える、落下しそうなところを補修するといのうが一般的です。
まず、足場に上がりタイルの悪いところをチェックして回ります。
打診棒を用いてタイルを叩いて音を聞きます。
タイルは接着剤で貼り付ける為、経年劣化により接着不良を起こし浮いていき
落下の恐れがあります。
打診棒でタイルを叩いて音を聞き分け接着不良個所や割れなどを確認します。
チェックしたところを、張替る箇所と浮き補修するところをテープでマーキングします。
チェックしたところを図面に残して記録を取ります。
タイル張替工事を行います。
タイルを剥がします。
剥がしたタイルの下地を清掃します。
タイルを新しく貼ります。
目地詰めをして
張替工事終了です。
続きまして、タイルの浮きの補修です。
タイル目地に穴を開けます。
穴の中を掃除します。
開けた穴にエポキシ樹脂と呼ばれるものを注入します。固まるとタイルと躯体が接着されます。
注入した後穴にピンをさし蓋をします。
穴を目地詰めして
タイルの浮き補修完了です。
通常タイルの張替工事は全く同じタイルを用意することが困難なことが多いです。
今回は通常流通している既製品のタイルで工事を行いましたが、
終わりに
今回は大規模修繕工事におけます足場工事と・タイル工事のみ紹介いたしました。
後半編に防水工事と塗装工事を紹介させて頂きます。
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