今回ご紹介いたします案件は、横浜市内中学校様での「外壁ALCパネル部分修繕工事」です。
画像のように校舎耐震壁のALCパネルが破損してしまっています。
今回の案件では注意点が多くあります。
①ALCパネルだけでなくエアコンのガス管、電気配管の修繕もある。
②エアコンの配管修繕をするということは工事の際に空調の使用に制限がかかってしまう。
③工事内容が複雑になり、施工日程が多くかかってしまう=エアコンが施工期間中使用できない。
上記注意点を踏まえ、下記の通りに修繕計画を立てました。
・初日:電気及びガス配管を仮設管で接続する。(半日エアコン使用不可)
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・2日目:ALCパネルを入れ替える。
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・3日目:塗装を行う。
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・4日目:電気及びガス配管を繋ぎ直す。(半日エアコン使用不可)
漏電やガス漏れの危険性もあり、慎重に対応していく必要があります。
また、夏の時期であった為に校内のエアコンを止める時間をできるだけ短くする工程を組みました。
学校様や各職人と綿密に打ち合わせて工事開始です!
上の角度から 配管が曲がっているのがわかります。
まずは仮設配管工事を行っていきます。
仮設配管が終わったらALCパネルの交換です。
パネルの交換には校内側の壁を崩す必要がある為、壁を解体してALCパネルを設置していきます。
しっかりと固定していきます。
交換の際に解体した壁を形状復旧してパネルの交換作業は完了です。
交換後の外壁側ALCパネルです。
パネルの交換後は塗装工事に入ります。
最後に仮設配管を本管につなぎ直して工事完了です。
今回の案件のように、1日で工事が大きく進むのではなく、複雑に工程が絡み合う案件では
日程の管理などが大変でしたがエアコンの使用不可能時間も短くできたため、
大変喜んでいただけました。
なお、今回のように漏電やガス漏れの危険性がある場合には
「電気保安協会」「東京ガス」等に直ぐに安全確認電話をお掛けください。
交通事故でお家が破損した、車で門に当ててしまって壊れてしまったなど
保険工事も対応しております。
お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。